年: 2009年
グローバル化のジレンマ、流動性の進展と歪み
2009年11月27日
円は85円台に突入しました。14年ぶりの円高です。 通常は、貨幣の切り上げは、国力の評価が100%反映されるので、円が切り上がったのは、「喜ぶべき」ことのはずですが、日本国民の大多数は、憂慮しております。 これは、なぜか […]
仕事とは何か・自分のやりたいことと、世間が求めていること
2009年11月9日
世の中には様々な仕事があります。 仕事とは、世間に対する奉仕・貢献ですが(一言で言えば)、そのものの存在価値は、「世間がその仕事をどれだけ求めているか」の尺度によって、価値や需要が決まってくるわけです。 他方、人間は個人 […]
人間のやっていることは欲の葛藤の産物である・酒井法子に思う
2009年9月7日
酒井法子と押尾学が、相次いで覚せい剤で逮捕されました。人間がやっていることは、日常生活・仕事・余暇等々、行為として分析すれば、数万種類の「行為」をしているのですが、それを突き詰めていくと、3種類に分類されるそうです。 ( […]
マイケルジャクソンと小室哲哉
2009年6月30日
商売雑感のところにすでに小室哲哉に関して書きましたが、先週マイケルジャクソンという才能がこの世を去りました。小室哲哉も音楽の才能に恵まれ、マイケルも同様で、ともに巨万の富を手にした人物で、最後は、借金まみれになったことも […]
資源は誰のものか
2009年6月26日
先日、日本経済新聞一面に、米国・EUが中国の資源商品に、中国政府が、E/Lでの制限及び輸出税を付加することにより、自由貿易を阻害している、としてWTOに提訴した、という記事が載りました。 マグネシウムも対象に含まれている […]
中国の無計画経済
2009年6月3日
最近のマグネシウム事情を通じて、中国政府の意図、中国経済の行方、を少々論じてみます。 現在の生産能力は180万トン/年。それに対し、世界需要は40万トン/年程度に減少。 当然、相場は大暴落でコスト割れ、にもかかわらず、新 […]
大人とは何か
2009年5月7日
大人と子供の違いを考えてみました。 人間は脳幹という古代から感情・生理を掌つかさどる部分に加え、大脳皮質・前頭前野という「人間らしい理性」を持つ部分が発達してきました。 人間誰しも感情があり、理性があるはずです。どちらが […]
信用の需要・供給、収縮・膨張
2009年3月10日
信用創造も、貨幣(貨幣機能)の供給と需要によって、膨張(供給過多)収縮(需要減、供給減)が起こるわけですが、 実体経済と信用創造・収縮は、『信用創造、信用収縮 ミニユニーク経済学』のように、密接不可分な関係があるにも拘わ […]
信用創造、信用収縮 ミニユニーク経済学
2009年3月3日
昨今の不況は、過去数十年には類をみない、信用収縮に見舞われているからですが、その前には、米国の異常なまでの信用創造があったわけです。 さて、一般的経済学に言われている、信用創造、信用収縮、マネーサプライ、用語解説は別途皆 […]
1年年次決算は諸悪の根源
2009年2月6日
リーマンブラザースの破綻、トヨタの2兆円黒字からの赤字転落、資金繰りのための粉飾、経営者の場当たり、保身主義、長期的視野の欠如、投資の躊躇、株主のための超短期経営方針、 これらは、根源は「自分のため」である経済行動が原因 […]