日本人であることを誇りに思う

時間の有限性を書いた翌日、東日本は未曾有の大災害に見舞われました。

色々「人間とは何か」について書いてきましたが、
日本人は きっとこの難局をしっかりとした心構えで乗り切れると信じています。

世界45カ国以上訪問し、色々な国の政治・経済・文化・人間性に触れてきましたが、日本人は 世界でも最高峰の 「人格」を有する 誇れる民族と思います。

まず、これだけの大災害でも 「秩序」が保たれていること自体が、世界から尊敬されるでしょう。
低レヴェルの国民なら もう暴動・略奪が各地で起こっています。
スーパー・コンビニは 破壊されているでしょう。
それに 加え「冷静さ」です。 しっかりと「今ここ」の現実を認識し、ある種の自我を抑える 大人が多数存在していることです。
これも世界の非常識な 一般レヴェルの国家からみれば、尊敬に値します。

自我・エゴ、欲望の権化的人間 に支配されては
人間が人間たる崇高さが ないと 述べてきましたが、日本人は 疑いなく崇高な民族でしょう。

人生の尊さ、プロ意識、「大人とは何か」「欲望の果てにあるもの」、情と理、
私は 今の日本では失われていたのでないかと危惧しておりましたが、
単に本来の日本人が皆持っていたものを単に「忘れていた」だけだったと思います。
日本人には「生まれながらに仏性あり」でした。
日本人であることを 誇りに思いましょう。

今回皆さんは 日本人であることのすばらしさに気づいたと思っています。

2011年3月14日 

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