CO2排出権取引

最近、CO2の排出権取引が盛んです。これも大変興味深く見守っています。 CO2の排出は、経済成長の結果、どうしようもない地球破壊の産物ですが、それを「経済論理」で解決しようとの試みが、いかにも資本主義らしい動きです。 大 […]

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文明の発達と人間性の喪失

現代社会は発達・発展して人間の幸福に貢献してきた・・・はずです。 でも現実には、人間の疎外、人間性の喪失に「貢献」しているという皮肉な現状とも言えましょう。 インターネットの発達は、通信の費用を劇的に削減し、地球の裏側の […]

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商売の心得再考

下記は、弊社「会社概要」の末尾に記している、商売の心得ですが、 改めて読み直してみると、上島が体験し、下記にて書いてきたことと「全く同じこと」を言っているのには、感慨あります。小生も少しは(少しはですが)、偉大な先人の教 […]

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物の価格について

これも殊更ことさら、経済学ではありませんが、昨今の、希土類の(いや非鉄全般の)急騰の根本原因でもあるので、思うまま、書いてみます。 物の価格(すなわち価値)は、希少性と必要性(ニーズ)で決定されます。 いくら希少性があっ […]

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相場と人間の感覚

別に、今更、経済学を論じたいわけではありません。 ひとつ、相場に纏まつわる人間模様を書いてみたいと思います。 相場は相対的なもので、決して絶対的なものではありませんが、しばしば、「高いなあ」と不満を漏らします。 でも、そ […]

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商売の本質と商社マンの勘違い

商社は商売していかなければ、維持していけません。いや、人間は何らかの商業活動をしなければ生きていけませんが(芸術家などは特殊です)、 しばしば、商売するにあたり、商社マンは「世界を股にかけたい」「自分の理想とする商売を構 […]

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商売人とは皿回し曲芸師の如くである

商社生活も、27年もやっていると、商売人はどうあるべきかとか、つらつらと考えます。 ある日、15年ほど前、テレビで皿回しの曲芸師の芸を見ていたら、30くらい棒を舞台のはじから端まで立てて並べて、ひとつひとつ皿を廻し、最終 […]

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商売は自転車を漕ぐが如しである

自転車を漕ぐとき、特に坂道では、ギアが非常に重く「たくさんの力」をかけないと動き出しません。 そしてゆっくりと動き始めます。最初はヨロヨロと動き、油断していると安定せず、倒れたり、止まったりしてしまいます。 ギアがlow […]

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肚 (はら) の人

商社マン人生も、はや27年以上過ぎたわけであるが、その間、多くの人物に会い、多くの経験をし、多くの失敗・成功も体験してきました。 が、まだ小生は「できそこない」であることを痛感しています。儲かった、損した、滑った転んだな […]

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欲と少欲、情と理

20世紀の産業の発達は、人間の欲と情(感情)の膨大なエネルギーを、巧みに利用して成し遂げられた。 貧困からの脱出は、人間の基本的欲求なので、人類は経済発展には誰も躊躇せずに、その解決に向かって突進してきました。その副産物 […]

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